Sunday, July 25, 2004

華麗なる辻回し - gion festival report / yamahoko junko -

前日までライトアップされていた鉾たちが長刀鉾を先頭に都大路を進んでいく祇園祭のクライマックス山鉾巡行。仕事の都合で行く行かないと悩んでいた同行者A、宵山がよほど楽しかったらしく、「やっぱり明日も行く。」。元々両日行きたかった私なので、「してやったり」というところだ(笑)午前九時から始まる巡行見るつもりで早めの就寝…は全く役に立たず(悲)、起きたのは8時。いそいで支度をして阪急電車に乗り込むと、車内は山鉾巡行を一目この目で見ようという人たちでいっぱい、平日のラッシュ並みの混雑だ。朝からの好天に加え、今年は週末と重なったこともあってか、去年よりも3万人増だったらしい(京都府警調べ)。河原町に着いたのが、ちょうど四条河原町の交差点の手前を菊水鉾が通過したところという何とも絶妙なタイミング。高島屋の正面入り口からチラッと見えた菊水鉾に一人コーフン気味の私(笑)はAの手を引っ張って急いで外に出た。かなりの人だかりで160cmの私でもまともに鉾が見れない状態だったのでベストショットを撮ろうと肩車も試みたものの、周囲から冷ややかな目で見られてしまった...。仕方なく、なんとか辻回しを好位置で見ようと人混みをかき分け四条通沿いに移動。この日のはキャミソールにカプリパンツ&ビーズのトングといたってラフないでたちだったので、動きは軽快♪ベストポイントめがけて走る走る…(笑)なんとか歩道のサクの確保に成功し、そこからは狂ったようにデジカメのシャッター押しまくり&ケイタイカメラで写真撮りまくり。64Mのメモリーカードを使いきってしまった(笑) 生まれて初めての祇園祭体験で辻回しをあんなに間近で見れたのはラッキーだった。今でもあの竹の上を滑る車輪のミシミシと言う音が頭から離れない。寝坊してしまったせいで稚児の華麗な綱切りを見ることはできなかったけど、約1時間半、鳥肌モンの体験をさせていただいた。宵山で間近に見た、豪華絢爛に飾られた山や鉾が数百年前と同じように目の前で動いているのだ、鳥肌が立たないわけがない。船鉾の辻回しを見届けた後、私たちは京都に住んでいる友人と昼食を取りに出かけた。京都在住4年の彼らは、宵山には行くけど山鉾巡業を見たことがないという。驚いた私が1度行くべきだと力説したのは言うまでもない。

2 comments:

kuniko said...

京都に住んでいながら、山鉾巡行を見た事のないkuniです(汗)
そういう人、意外と多いと思いますよ。勿体無い事してるなぁ…と、
思いますけど。人込み(恐ろしい…)を考えると、平日でもお休みを
取って行く方がゆったり見られてイイかもしれませんね~。
そうそう、私もiPod欲しいです。iPodminiもカワイイですね☆

MAK said...

hello, kuniko san :-) thanks for your message!

東京の人が東京タワーに行ったことないのと同じですね(笑)確かにかなりの動員ですが、四条河原町交差点でじっと動かず見るだけでしたら、そんなに息苦しくなることもないのでは、というのが行ってみた私の感想です。ブラウン管では伝えきれない感動が現場にはありますよ(^^)