Tuesday, July 06, 2004

たかが100円、されど100円... - it's only 100yen, but... -

以前、○イソーの文具コーナーでミニシュレッダーを探していたら、おじいちゃんが店員の兄ちゃんつかまえて文句を言っていたのを見かけた。耳をダンボにして話を聞いていると、どうやらおじいちゃんは以前買ったある商品(何だったかは忘れてしまった...)が使ってすぐに壊れてしまうような不良品だったから良品交換しろと言っている。しかし兄ちゃんの言い分は、100円と言う金額では商品を作るほうにも限界がある、と冷たく言い放っていた。私はコレを聞いた時、オイ待てよ兄ちゃん...とツッコミを入れたくなってしまった。キミ達が売ってるモノの中には使ったらすぐに壊れると「始めから分かってるものもある」っていうのか?と。そんなものを売っていていいのか?と。たしかに、単価100円で売るには(当たり前だが)作るコストを単価100円以下にしなければ利益は上がらないわけだから、作るほうは大変な苦労があると思う。限界ももちろんあるだろう。しかし、消費者はそれらに「105円」を支払って「買って」いるのだ。始めから壊れると分かっているなら誰もそんなものにお金を払ったりはしない。「まあ、100円だし、こんなもんでしょ。」と納得の上で買って行く人が多いのはたしか。でもお客の中には、このおじいちゃんみたいな人もいることを忘れないで頂きたい。店員の兄ちゃんの言い分も理解できるが、もう少し配慮のある対応をしてあげてほしかったと思う。                                        

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